|
|
みなみのかんむり座は8月頃射手座の南の空低く見える星座です。小粒の宝石をちりばめた冠のような星座で、形、大きさともに
冠座
によく似ていて南冠の名はそこから付けられたと思われます。 南冠座は「ケンタウロスの冠」「射手の冠」とも呼ばれることがありますが、 これは南冠座が射手座のすぐ南にあることからきています。 歴史的にはかなり古くから知られていた星座で、紀元前3世紀ギリシアの天文詩人アトラスは、 かんむり座と合わせて「二つの冠」という表現をしていて、 48星座を設定したプトレマイオスは「南のリース」の名で星図に記しています。 |