space > 春の星座 > りょうけん座 > M51

+- りょうけん座 -+


M51(NGC5194/NGC5195) Whirlpool Galaxy / 子持ち星雲 りょうけん座 Sc型銀河
赤経13h29.9m 赤緯+47°12′ 光度9.0等 視直径11′x 8′ 距離2100万光年


 りょうけん座に属する銀河ですが、おおぐま座北斗七星のη星(柄の先の星)の辺りに位置する、 小さな伴銀河を伴った美しい銀河で、その姿から子持ち星雲と呼ばれています。

 この2つの銀河は、見た目の大小とは異なり、主銀河の質量が太陽の1600億倍であることに比べ、 伴銀河の方は質量が太陽の3100億倍と、主銀河の約2倍もの質量を持つことが判っています。

 M51は、1773年10月、メシエによって発見されました。 その後、ロス卿によって初めて渦巻きの形が発見された銀河で、 今から80年ほど前、1923年に、この渦巻き星雲が系外銀河であることが認められるまで、 この渦巻き星雲は、新しい太陽系が形成されつつある場所であると推測されていました。

 観望は、10cm程度の望遠鏡で、光芒が確認できる程度ですが、 20cmでは、微かに、伴銀河へと伸びた腕と渦巻きの様子を確認することができ、 40cm以上の望遠鏡になると、美しい渦巻きの様子と伴銀河へ伸びた腕が、わりとはっきり見えてきます。



+- Photographer Yuuji Kitahara -+





speceへ戻ります





+- Yumi's Room Top -+
What's new / Link / BBS / Diary / Profile

+ Main Contents + / Space / Night Sky / Christmas / Dream

リンクとご利用について