かじき座はエリダヌス座の南に位置する星座で、日本からは見ることはできません。星座の形は少しだけ先の折れた直線です。目立たない星座ですが、テーブルさん座との星座境界近くに、
大マゼラン雲
を見ることができます。
1603年にバイエルが出版した「ウラノメトリア星図」に採用されている南天12星座のひとつですが、元々はそれより1世紀あまり前のオランダの航海者テオドルスの記述に基づいたものであるといわれています。
また、翻訳の混乱のせいで「金魚」や、「カジキ」に相当する訳がつけられている国もありますが、バイエル自身は「金魚」のつもりであったともいわれます。
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