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こぎつね座は初秋、白鳥座のすぐ南に見えるごく小さな星座で、白鳥座のデネブ、琴座のべガと、鷲座のアルタイルで描く夏の大三角形の中、白鳥座と矢座に挟まれた場所にあって、星座の形はいくつかの星がゆるい波型を描いています。 星座を構成する星は4等星が1つあるほかは、5等星以下しかなくかなり暗い星座ですが、矢座との境界近くには明るい惑星状星雲「あれい状星雲M27」があります。 こぎつねは当初、ヘベリウスの星図で口に大きな鳥をくわえた狐の姿で描かれ、「Vulpeculacum Ansere (鷲鳥をもった狐)」と名付けられました。現在では名前の鷲鳥の部分は省略されてこぎつね座となっていますが、星図によっては鷲鳥をくわえたこぎつねの姿で描かれているものもあります。 |
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M27 こぎつね座のMの字の配列の、真ん中の星のすぐ南にある惑星状星雲です。小口径の望遠鏡でも地図記号の銀行マークのような形が確認でき、大口径でなら円形の淡い広がりも見えます。 +- 写真は天体写真家北原勇次さん撮影 -+ |
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