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ギリシア神話 / この星座の固有名のある星について


くじら座

【学名】 Cetus 【略符】 Cet
【英名】 the Whale
【日本名】 くじら(鯨)
【面積】 1231.41平方度
【20時子午線通過】 12月13日

 くじら座は晩秋から冬にかけての夜空に浮かぶ、全天で4番目に大きな星座です。 星座絵では鯨と言っても今日見る鯨ではなく、ギリシア神話の中でエチオピアのアンドロメダ王女に襲いかかる 両手に鋭いかぎ爪を持つ海獣の姿で描かれていて、巨大なアザラシのような怪物が横たわるような姿です。
 胴体にあたる部分には、ο(オミクロン)星ミラがあり(下の写真左)、このミラは1年ほどの周期で、2等星から9等星くらいまで光度が変わる変光星として 天文学的に重要な星となっています。「ミラ」とはラテン語で「不思議な」という形容詞です。
 そしてもう1つ話題の星は化け鯨の手のところにあるτ(タウ)星です。(下の写真右) この星は私達から12光年という距離にある太陽によく似た星で、 1960年アメリカのグリーンバンク天文台で電波を使って宇宙人からの電波を探ろうという試み 「オズマ計画」の目標に選ばれた星です。


ミラ
ο星 - ミラ
τ星
τ 星 オズマ計画の星


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NGC246

くじら座の尻尾の辺りに位置する暗い惑星状星雲で、
年老いた星の末期の姿です。



+- 写真は 天体写真家北原勇次さん撮影 -+




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