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M78(NGC2068) オリオン座 散光星雲 距離1630光年
赤経05h46.7m 赤緯+00゜04′ 光度8.3等 視直径8′×6′


 1780年に、P.メシアンによって発見されました。オリオン座三ツ星の斜め左上あたりに位置する散光星雲で、日本ではウルトラの星として知られている天体です。

 この星雲ははオリオン座の大半をおおう巨大な星雲物質の一部が、星の光を反射して明るく輝いて見えるもので、 星雲の内部中央には明るい重星があります。星雲の直径はおよそ2〜3光年、周囲の星域は暗黒物質によって遮光されているので星はほとんど見えません。

 双眼鏡で見ると、三ツ星と同視野に入り淡い光芒が確認でき、10cm程度の望遠鏡では、ふたつの星が星雲に包まれているのがわかり、もう少し口径が上がると、彗星の頭部のような見栄えです。


+- Photographer Yuuji Kitahara -+




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