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【 アンドロメダ座を形成する固有名のある星について 】

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【星座を構成する固有名のある星】

・α星(2.1等) アルフェラッツ - Alpheratz,Alpherat 別名シラー Sirrah
 スペクトル型 B8Wp

 アラビア語のアル・スラト・アル・ファラス-Al Surrat al Faras(馬のへそ)が短くなった名前で、 もともとこのα星がペガススの四辺形の一角を形成する星であり、ペガスス座と共通になっていたことからきています。 また、アラビアの天文学ではプトレマイオスの記述にしたがって、アル・ラス・アル・マラー・アル・ムサルサラー (鎖につながれた女の頭)の名が用いられていましたが、現在では使われていません。

・β星(2.1等) ミラク - Mirach
 スペクトル型 M0Va

 アラビア語のアル・マラク(腰)という意味で、アンドロメダの腰にあたる星であることからこの名が付けられましたが、 ミラクという名の星は他にもいくつかあって、それぞれの星座絵の腰に位置する星がこの名を持っています。 (うしかい座ε星,おおぐま座β星など)
 古代アラビアではこの星を、バトン・アル・フート(魚の腹)など魚に関係する名で呼ばれましたが、 これはアラビア星宿の第28番目アル・フート(魚)の中でのこの星の位置によるものです。 この場合の魚は現在私達が用いている魚座とは異なります。
 中国の二十八宿の中に「奎宿(けいしゅく)」と呼ばれる部分がありますが、これはアラビア星宿で魚と呼ばれる部分と同じで、その形から 「一に豕に作る」として豚を意味します。また中国では破れ靴にもたとえられました。
 日本では徳川時代に中国の二十八宿に訓読みをつけたものがありますが、 そこでは「とかきぼし」という読みがつけられています。これはアンドロメダ座のα,δ,β,γ星が一列に並んだ星列を 斗掻き(ますに盛った穀物をますのふちから平らにならす棒)に見たてたもので、となりのペガススの四辺形が「枡形星(ますがたぼし)」 と呼ばれていたことから、そこに添えられた斗掻きをイメージしたものといわれています。


・γ星(2.2等) アルマク - Almach,Almac,Almak
 スペクトル型 K3-Ub+B8X

 アラビア語のアル・アナク・アル・アルドがなまった名前で、ライオンの傍にいて獲物を教える猟犬のような動物を指すのだと言われています。

・δ星(3.3等) デルタ - Delta
 19世紀アメリカの天文学者イライジャー・パリット-Elijah H. Burritt によって、この名前が付けられましたが、現在ではほとんど使われていません。

・ξ星(4.9等) アディル - Adhil
 アラビア語アル・ダイル-Al Dhail がなまったもので、服の裾という意味です。これはプトレマイオスのつけたギリシア名スルマのアラビア語訳であると推測されています。







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