【星座を構成する固有名のある星】
・α星(2.6等)アルネブ - Arneb
スペクトル型 G5U
アラビア語のアル・アルナブ(うさぎ)からきた名前です。
・β星(2.8等)ニハル - Nihal
アラビア語のアル・ニハル(喉が乾いたらくだ)で、もともとα,β,γ,δの4星に付けられていた名前がこの星の固有名になったものです。
・R星 クリムゾン・スター(ハインドの深紅色星) - Crimson Star
1845年にイギリスの天文学者ハインドが発見した、ミラ型の長周期変光星で、約1年2ヶ月で6.8等から8.5等に変光します。
クリムゾンレーキという真っ赤な絵の具が名前の由来で、ハインドはこの星のことを「暗黒の中に滴り落ちた一滴の血」と言ったとされている通り赤く輝く星で、もっとも暗くなった時が一番赤く見えます。
別名「ハインドのクリムゾン・スター」や「ハインドの深紅色星」と呼ばれることもあります。
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