星座神話に登場するギリシアの神々 +- デメテル Demeter -+ 主な登場星座： 乙女座 他  ゼウスの姉にあたり、大地の守護神、豊穣を司る女神です。 華美や虚飾などには無縁のところに住んでいて、 人間達と一緒に夜明けとともに野に出て、直接生産に携わります。 春と夏の季節には緑色の衣装を身につけて、自ら種を播いて鍬を持ち、 畑に祝福を与えながら、人々と共ににありました。 女神デメテルがこの仕事を怠っては大地は痩せ、神々ですら困ってしまいます。 この仕事をすることによって、デメテルは神々の中でも特別な存在でした。 女神デメテルの神々しい姿、したたかな生き方に日々ふれる農民たちは、 おのずと畏怖の念にうたれ、平伏して祈ります。 農民たちのそんな祈りと感謝の美しい愛と祈りが伝わってくるようです。 神話に登場することはそれほど多くありませんが、 ゼウスとの間にできた娘ペルセポネがハデスにさらわれた話などが知られています。 星座神話は季節の星空から各星座ページをご覧下さい
|
