ギリシア神話 /
この星座の固有名のある星について
【学名】 Pegasus 【略符】 Peg
【英名】 the Winged Horse
【日本名】 ペガスス
【面積】 1120.79平方度
【20時子午線通過】 10月25日 |
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ペガスス座は秋の夜空に浮かぶ大きな星座です。
星座の形は巨大な四辺形の胴体に心持ち顎を引いた馬の頭部と、
前に大きく伸ばして今にも駆け出そうとする姿勢の前足で描かれます。
星座の形をたどるのは難しいものですが、天頂付近で4つの星(ペガススのα,β,γ星と,アンドロメダのα星)が描く
「秋の四辺形」
は目立つので一目でわかると思います。
この星座は天馬ペガススの姿をあらわしています。古くバビロニアの彫刻にその姿が残されており、それがギリシアに伝えられたものと考えられています。
日本では、ペガススの四辺形の4星を「枡形星(ますがたぼし)」、
その4星に「アンドロメダ座のα,δ,β,γ星」を柄として「斗かきぼし」、他にも「四つ星」「四隅星(よつまぼし)」
などの呼び名が伝えられています。
中国では、この四辺形を東西にわけて、「室宿」「壁宿」と呼ばれたそうです。
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