この星座の神話は、竜座は世界の西の果てヘスペリデスの園にある 金の林檎の気を守る100の頭をもつ竜と言われています。 英雄ヘラクレス は12の功業の11番目にこの林檎を手に入れる ように命じられたのですが、その場所がよくわかりませんでした。 そこでヘスペリデスの3人姉妹の父アトラスのところに出掛け、 「私があなたの天を支える仕事を一時かわりにやってもよいので、 黄金の林檎を手に入れてきてもらえませんか」と言いました。 アトラスは、重い天をささえるという永遠の重労働から逃れられると知って、 大喜びで承知し、さっそく林檎を取ってきてくれました。 そして林檎を渡す前にヘラクレスに言いました。 「私がこの林檎を王に届けるから、きみはそのまま天を担いでいてくれ」 ヘラクレスもこれには驚きましたが、しばらく考えてから 「それでもよいが、肩が痛くてたまらないので、どうやって担いだら楽に担げるのか 見せてくれないか?」と言いました。 アトラスがまんまと計略に引っ掛かって天を担いだ途端、 ヘラクレスはさっさと金の林檎を奪い取り、そのまま戻ってきませんでした。 この黄金の林檎を守っていた竜は100の頭を持っていて、 いつもどれかは目を醒ましていたのだといいます。 +- Yumi's Room Top -+ What's new / Link / BBS / Diary / Profile + Main Contents + / Space / Night Sky / Christmas / Dream リンクとご利用について |