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ほ座

【学名】 Vela 【略符】 Vel
【日本名】 ほ(帆)
【面積】 500平方度
【20時子午線通過】 4月10日

 ほ座は、冬の天の川の南方に大きく広がる旧「アルゴ号座」の一部です。
らしんばん座 の南、天の川が淡い星雲状になっている辺りに位置する大きな星座で、 日本でも、沖縄,小笠原諸島では星座の全容を見ることができます。


 「アルゴ号座」は、18世紀半ばにラカイユによって「ほ座」「
「とも座」 「らしんばん座」 「りゅうこつ座」 の4星座に分割されました。「とも」とはアルゴ船の「船尾」のことです。




【星座を構成する固有名のある星】

・γ星(4.3等)アルスハイル・アルムリフ - Alsuhail Almuhlif
 スペクトル型 WC8+07.5e

 アラビア名のアルムリフエイン(誓い合った星)ですが,この星名はこの星だけを指すのではなくて,アルゴ座のγ,ζ,λ星をまとめた呼び方です。 他にも,はと座のα,β星や,おおいぬ座のγも同じ名前を持っています。

・κ星(2.5等)マルカブ - Markab
 スペクトル型 B2W-X

 アラビア語のマルカブMarkab(乗り物,らくだ,船)からでた名前だといわれていますが,もしそうであれば,本来アルゴ号全体 の名前と考えられていたものが,この星の固有名になったものだと推測されています。他にもペガスス座のα星が同じ名前を持っています。

・λ星(2.2等)アル・スハイル・アル・ワズン - Al Suhail al Wazn
 スペクトル型 K4Tb-U

 アラビア語で「はっきりしたもの(星)」の意味です。





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