プレアデス星団(M45)
日本では『すばる』という呼び名で親しまれてきた散開星団で、ふつうの視力の人でも肉眼で6〜7個の星が見えますし、
双眼鏡では60〜70個、大口径双眼鏡では約140個もの恒星の集まりであることが確認できます。距離は約410光年、青白く輝く高温で若い恒星の集まりです。
M1 カニ星雲
1054年に出現した超新星の残骸で、おうし座超新星の当時の記録が中国や日本などに残されています。
距離は約6500光年、大望遠鏡で見るとカニの足のように見えることから「かに星雲」と呼ばれます。
M1の元となった中性子星(16等)から、約30分の1秒ごとに電波やX線が放射されていて、かにパルサーとして有名です。
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ヒアデス星団(Mel.25)
おうしの顔にあたる、V型に見える星の並びが「散開星団Mel.25 ヒアデス星団」です。 距離が約145光年と太陽系にもっとも近い星団なので、
100個程度の星々が約5度の広い領域にちらばってみえます。
プレアデス星団 メローぺ(NGC1435)
プレアデス星団の中に青白く輝く反射星雲です。若いプレアデス星団が誕生したときの、星間ダストの残りが星団を取り巻いていて、これが青く輝いて見えるものです。
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